WebデザイナーがLP制作「一式15万円」を診断したら
制作会社から「サービス紹介LPを一式15万円で」と打診された設定例です。デザインからコーディングまで担当し、本作業40時間・打ち合わせと修正対応で15時間を見込みます。修正回数はまだ話し合っていません。
相談: 「「一式◯万円」と言われると相場感がなくて、受けていいのか判断できません。」
診断に入力した条件
※ 金額・時間は架空の入力例です。職種の相場を示すものではありません。
| 報酬 | 150,000円(固定(一式)・税抜) |
|---|---|
| 作業時間 | 本作業40時間+付随作業15時間 |
| 条件 | 修正決めていない / 支払サイト30日 / 源泉徴収あり / 直請け / 単発 / 直接経費5,000円 |
| 自分の基準 | 目標手取り4,000,000円 / 週5日×実働6時間 / 請求可能率70% |
入力の考え方
- 「一式」案件は必ず時間に分解する(本作業40時間+付随15時間)
- 写真・素材の購入費5,000円は直接経費として報酬から差し引いて評価
- 目標手取り400万円・週5日×実働6時間・請求可能率70%で必要時給を逆算
診断結果
採算スコア
46 /100
C判定 — 交渉してからこの案件の実質時給(付随作業・直接経費込み)2,636円
あなたの必要時給(目標手取りからの逆算)5,400円
必要な年間売上(経費ゼロ換算)5,320,000円
月間売上目標443,334円
日単価の目安(必要時給×実働時間)32,400円
入金見込み(源泉徴収 15,315円 控除後・税抜)134,685円
危険サイン(3件)
- 実質時給が必要時給を大きく下回っていますこの条件のまま同種の案件だけで稼働すると、必要な売上に対して3割以上足りない計算です。単価そのものの引き上げ、または作業範囲の縮小が必要です。
- 修正回数の上限を決めていません受注後に決めるのは不利になりがちです。見積書・発注書の段階で修正の回数と範囲を明記しましょう。
- 単発案件なのに単価に余裕がありません単発案件は営業・要件把握・立ち上がりのコストが毎回かかるため、継続案件より高い時給が必要です。目安として必要時給の2割増し以上を狙いましょう。
推奨の交渉レンジ(総額・税抜・概算)
335,000円 〜 434,000円
時給換算6,000円 〜 7,800円
算出根拠必要時給に単発・仲介の上乗せを加味し、総作業時間と直接経費で換算
このままでは目標の手取りに届きません。推奨レンジを目安に単価交渉するか、作業範囲を絞って実質時給を上げる調整が必要です。
この事例の交渉の着眼点
- 金額より先に修正回数の上限を決める。「未定」のまま受けると、修正のたびに実質時給が下がる
- 「一式」の範囲を書面で確定する(原稿は誰が書くか、写真素材はどちらが用意するか)
- 報酬を上げにくい場合は、コーディングを外す・修正2回までにするなど範囲の縮小で実質時給を守る
そのまま使える文面
修正回数を確認する返信文(受注前)(金額・固有名詞を差し替えてお使いください):
お見積もりの前に1点確認させてください。デザインの修正対応について、「構成段階で2回まで・仕上げ後の微調整1回まで」を基本とし、それを超える場合は別途お見積もりとさせていただく形でよろしいでしょうか。品質を保ちつつ、スケジュールを守るための取り決めですので、ご了承いただけますと幸いです。
この事例の入力値がフォームに入った状態で開きます。金額や時間を自分の案件に差し替えるだけで診断できます。
この事例を自分の条件に差し替えて診断する診断結果をそのまま交渉材料にできる詳細レポート(980円〜)も用意しています。
交渉に進むなら単価交渉メールテンプレート、 条件の確認には業務範囲チェックリストが使えます。
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※ 税額・社会保険料は令和8年分・単身・東京23区目安の概算です。採算スコアと推奨レンジは当サイト独自の目安であり、 契約判断や収入を保証するものではありません。