イラストレーターが「キャラデザ一式8万円・修正無制限」を診断したら
企業のマスコットキャラクター制作を「一式8万円」で打診された設定例です。ラフ〜仕上げで25時間、フィードバック対応で10時間を見込みますが、先方は「納得いくまで修正をお願いしたい」と言っており、修正回数の上限がありません。
相談: 「「納得いくまで修正」と言われていて、どこまで付き合うべきか分かりません。」
診断に入力した条件
※ 金額・時間は架空の入力例です。職種の相場を示すものではありません。
| 報酬 | 80,000円(固定(一式)・税抜) |
|---|---|
| 作業時間 | 本作業25時間+付随作業10時間 |
| 条件 | 修正無制限 / 支払サイト30日 / 源泉徴収あり / 直請け / 単発 |
| 自分の基準 | 目標手取り3,000,000円 / 週5日×実働6時間 / 請求可能率65% |
入力の考え方
- 修正回数「無制限」はそのまま入力(危険サインとして判定される)
- イラストの報酬は源泉徴収の対象になるため「源泉あり」
- 営業・SNS運用の時間が長い職種のため請求可能率は65%で設定
診断結果
採算スコア
44 /100
C判定 — 交渉してからこの案件の実質時給(付随作業・直接経費込み)2,285円
あなたの必要時給(目標手取りからの逆算)4,270円
必要な年間売上(経費ゼロ換算)3,910,000円
月間売上目標325,834円
日単価の目安(必要時給×実働時間)25,620円
入金見込み(源泉徴収 8,168円 控除後・税抜)71,832円
危険サイン(3件)
- 実質時給が必要時給を大きく下回っていますこの条件のまま同種の案件だけで稼働すると、必要な売上に対して3割以上足りない計算です。単価そのものの引き上げ、または作業範囲の縮小が必要です。
- 修正回数が無制限です修正のたびに実質時給が下がり続けます。「◯回まで無償、以降は追加費用」を契約前に合意するのが安全です。
- 単発案件なのに単価に余裕がありません単発案件は営業・要件把握・立ち上がりのコストが毎回かかるため、継続案件より高い時給が必要です。目安として必要時給の2割増し以上を狙いましょう。
推奨の交渉レンジ(総額・税抜・概算)
165,000円 〜 217,000円
時給換算4,700円 〜 6,200円
算出根拠必要時給に単発・仲介の上乗せを加味し、総作業時間と直接経費で換算
このままでは目標の手取りに届きません。推奨レンジを目安に単価交渉するか、作業範囲を絞って実質時給を上げる調整が必要です。
この事例の交渉の着眼点
- 「ラフ2案・ラフ段階の方向修正2回・仕上げ後の微調整1回」のように工程ごとに回数を切るのが定石
- 無制限を求められたら、時間単価での追加費用(例: 以降1回◯円)を提示して合意する
- 著作権の譲渡・利用範囲で金額が大きく変わる。買い切りなら上乗せ、利用範囲限定なら基本額、と分けて提示する
そのまま使える文面
「納得いくまで修正」への返し方(金額・固有名詞を差し替えてお使いください):
ご要望に沿ったものをお届けしたい気持ちは同じですので、進め方のご提案です。方向性のすり合わせはラフ段階で2案・修正2回までしっかり行い、仕上げ後の微調整は1回まで本お見積もりに含めます。それ以降の修正は1回〇〇円で承ります。ラフ段階で密にやり取りするほうが、結果的にご希望に早く近づけます。
この事例の入力値がフォームに入った状態で開きます。金額や時間を自分の案件に差し替えるだけで診断できます。
この事例を自分の条件に差し替えて診断する診断結果をそのまま交渉材料にできる詳細レポート(980円〜)も用意しています。
交渉に進むなら単価交渉メールテンプレート、 条件の確認には業務範囲チェックリストが使えます。
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※ 税額・社会保険料は令和8年分・単身・東京23区目安の概算です。採算スコアと推奨レンジは当サイト独自の目安であり、 契約判断や収入を保証するものではありません。