見積もり金額の根拠説明テンプレート(「なぜこの金額?」への返し方)
見積もりへの質問は、値切りではなく「社内で説明する材料がほしい」だけのことも多いものです。作業の内訳と時間を示せば、金額を下げずに納得してもらえるケースが少なくありません。
パターン1: 金額の内訳を説明する
〇〇様
お世話になっております。△△です。
お見積もりについてご質問をいただきありがとうございます。
本件の金額は、以下の作業内容と想定時間から算出しております。
・要件整理、構成案の作成: 〇時間
・本作業(□□の制作): 〇〇時間
・修正対応(〇回分): 〇時間
・打ち合わせ、進行管理: 〇時間
計 〇〇時間 × 時間単価 〇〇円 = 〇〇円(税別)
時間単価には、制作環境の維持費などの経費に加え、税金・社会保険料の負担を織り込んでおります。
ご不明な点があれば、内訳のどの部分でもご説明いたしますので、お気軽にお知らせください。
パターン2: 減額要請に範囲調整で応じる
〇〇様
お世話になっております。△△です。
ご予算のご事情、承知いたしました。
品質を保つため単価の引き下げは難しいのですが、作業範囲の調整でご予算に近づけることは可能です。たとえば以下の2案はいかがでしょうか。
【A案】〇〇円(税別)
・修正回数を2回までとする
・□□の素材はご支給いただく
【B案】〇〇円(税別)
・◇◇の工程を除き、□□のみ担当する
いずれの場合も、品質と納期は変わらずお約束いたします。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
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使い方のポイント
- 「単価を下げる」のではなく「範囲を減らす」で応じるのが原則。単価を一度下げると次回以降も下がったままになりやすい
- 内訳は時間ベースで示す。成果物ベース(1ページいくら)だと修正・打ち合わせの時間が見えなくなる
- 「経費に加えて税金・社会保険料の負担を織り込んだ単価」の一文で、会社員の時給感覚との比較を防ぐ
文面に入れる「金額」は感覚で決めていませんか? 目標手取りから逆算した推奨レンジを無料で計算できます。
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よくある質問
「他の人はもっと安い」と言われたらどう返せばよいですか?
価格ではなく範囲と品質の違いに話を戻すのが定石です。「同じ作業範囲・修正回数での比較でしたら、内訳をご説明します」と返し、時間ベースの内訳を示しましょう。それでも価格だけで選ぶクライアントであれば、無理に受けない判断も重要です。
見積もりの根拠として時間単価を開示してもよいのでしょうか?
開示は必須ではありませんが、内訳を時間で示すほうが交渉は通りやすくなります。時間単価そのものを書きたくない場合は、工程ごとの金額(要件整理〇円、本作業〇円…)で示す方法もあります。